知らなきゃ損する!お金の教養!

学校では教えてくれないけれど・・・とても大事な経済やお金の話を紹介するブログです。

身近に使える!!助成金「三世代同居・近居支援事業」など、ご存じですか!?

 みなさんこんにちは。

 今回は、閑話休題!?で、知っていると、あなたや周りの方がいろいろと助かる…かもしれない市町村の個人に向けての助成制度のお話をします。

 まず、助成金ってなあに?…というところからはじめます。

 

 助成金とは、国や自治体が進めている政策、例えば、会社等に向けての雇用の確保や安定、商店街の活性化対策、少子化対策や過疎化対策、等々に対して、要件に合った活動をしている会社や個人などに対して、国や自治体がその活動に対して交付するお金のことです。

 言うまでもなく、融資とは違って、返済の必要がないお金ですね。

 また、公募によって一部の会社しかもらえない補助金と違い、要件が合って手続きをきちんとすれば、ほぼ100%もらえるのも助成金だと言えると思います。

 しかも、会社がもらえる助成金はご存知でも、個人がもらえる助成金はあまり知らないという方が多いのではないでしょうか。

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広島市にお住まいのみなさまは広島市が助成する 

www.city.hiroshima.lg.jp

をご存じでしょうか。

 これらは、全ての市町村がやっている制度ではありません。また、毎年あると決まっていいるわけでもありませんし、形態や助成額も違いますし、また、締め切りまでに書類が整わないともらえないし、予定数がいっぱいになると締め切られます。全く実施していない市町村もあります。

 様々な要件はありますが、主には、

  • 小学生以下の子ども(出産予定の子どもを含む)がいる世帯が、親元近くの広島市内に住み替えて同居や近居を始める場合、引越し費用などの一部引越し費用等の2分の1(上限10万円)を助成する

というものです。

 ん!?、「近居?」と思われますよね。そう、同居はなかなか難しいかもしれないと思われた方は、

  •  親世帯と同じ小学校区内に住む場合、または子世帯と親世帯の住宅が直線距離で1.2km以内の範囲にある場合

 の「近居」も対象で、しかも、住み替え先の住宅は、新築・中古戸建て・マンション所有・賃貸いずれもokなのです。

 

 中古・書類を整えるのがたいへんと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、該当される方、今、検討されている方は使わない手はありません。

 

 詳しくは以下の番組で、事例とともに視ることが出来ます。

 「広島市テレビ広報番組『週刊ひろしマスター』」
   第170回 平成30年8月14日放送

     「三世代同居・近居支援事業を取材」

 

 本日、1月16日現在で、平成30年度分の受付120件を予定(平成31年3月31日迄)している中で、111件を達成し、

  平成30年度分 あと残り受付予定件数: 9件

となっているようです。

 

 広島市について、詳しくご紹介しましたが、全国でも様々な形で実施しています。

 

 京都市の場合は、三世代が同居・近居を行う際の「住宅リフォーム又は住宅取得に伴う経費に対する補助制度」があり、

  • 住宅リフォーム → 補助対象経費の2分の1(最大100万円)
  • 住宅購入に係る仲介手数料に要する費用 → 補助対象経費の2分の1(最大40万円)

となっています。かなり手厚いですね。さらに、住宅金融支援機構が本補助制度の利用者に対して、住宅ローン【フラット35】の金利を一定期間引下げするということもあるので、ご検討される方は是非ご活用ください。

 神戸市の場合は、市内に1年以上居住している親世帯と小学校入学前の子どもがいる子世帯が同居・近居する場合に、移転した世帯が支払った住み替えにかかる費用の半額を助成してくれます。市内移転の場合は、引越し費用を最大10万円、市外から移転等の場合は、引越し費用・不動産登記費用・仲介手数料・礼金を最大20万円を助成してくれます。

 神戸市では、この「神戸市 親・子世帯の近居・同居住み替え助成事業」の他にも、結婚して神戸で新しい生活をはじめる方への「神戸市 結婚新生活支援事業」や親・子・孫3世代で近居・同居のために移転する方へ「親・子世帯の近居・同居住み替え助成事業」など多種多様な対応もしています。

 

 大阪府の場合は、一世帯が新規入居の場合は敷金が1ヶ月分に減額され、二世帯が同時に新規入居する場合は一世帯分の敷金が1ヶ月分に減額、もう一世帯分は敷金が0円になるとのことです。また、入居希望が多く空き住戸がない住宅についても、「空家待ち登録」をすることで、空きが出た場合、優先的に申し込みすることも可能となります。

 

 少子化や高齢化が進む中で、各市町村も助成金プラスαでほんとうに様々な支援制度を導入していますね。

 

 このように、知らないだけで、知っていると本当は活用できるかもしれない助成金が身近にたくさんあるのです。

 是非一度調べてみて、ご活用できる方はご検討くださいね。

 

 読んでいただきありがとうございます。

 時々ではありますが、こんなお話も織り交ぜていければと思っています。また読んでいただければと思っています。

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